第2話 運命のくるみ割り人形

この話はー、…ちょっと絵が美しくない〜;出立のための一話。特に何が起こるっちゅーわけでもないんで(そうでもない??;)、特別熱くなったり、思い入れ深かったリするシーンはないな〜。ただね、最終話を思い返すといろいろ考えちゃう台詞があるね。


■スフォルツェンドでホルンとクラーリィの会話。(←ちっとも説明になってねーよ;)

お待ちなさい、あの村はあなたの生まれた村。
ならばその役目…待ちましょう。

そうだったのねー?クラーリィは出身・スタカット村ですか。それでも冷静な二人。特にクラーリィ。もうこの時点で自分のおじいさんが死んじゃうことが確定してるのに。ほんっっっとに彼は、大神官としての職務を全うすることと、ホルンさまのことしか頭にないのね〜。原作と比べると、シスコンでもないみたいだし。

■スタカット村、フルートにスフォルツェンドへの帰還を促す村人達、困惑するフルート。

違う…

最初見た時は、「あ〜こういうお姫さまとかってことを気にするヒロインは嫌いだ〜」と思ってたのに、なんか本当にどことなく(どことなくかよ)可哀相に思えてきた…。ものすごく子供で、正直なのねフルートは。実際、ショックだろうし、行かないですむなら、行きたくないだろうなぁ。

■ハーメルにフルートの旅の護衛を頼むレシク長老。

フルート姫こそが、この人間世界を魔の手から
守ることの出来る、ただ一人のお方なのだからな…

最終的に、その最も大きな“魔”と成り得る者を前にして…。
側近として最大の敬意を払った、また祖父と孫としての愛情も含んだ言い方なのですが、やっぱこういう言い方は淋しいな〜。それは事実なんでしょうが、フルートはただのフルートとして愛しててほしいなー…(て私は別にそこまでフルート好きなつもりはないのですが;あれ?;;)でも、レシク隊長の立場じゃ難しいか〜。いや、後半の台詞にあるように「可愛いフルート」とも思ってるでしょうがね。

■15年前のスフォルツェンド大戦ーベースに捕まるリュート、そして最後の反撃として結界魔法を張るホルン女王。

お姫さまだっこされてるヨ、りゅーとぉぉおお!!!どうやってベースに捕まっちゃったんでしょうね〜。原作と違い、ベースの首を飛ばしたのもリュートではなくホルン様だし。息子が魔の手に落ちても、表情一つ変えるシーンのない人ですが、なんかもーこの人、悲しんでる暇もないっちゅー感じなんでしょうね。なんだか不憫に思うクラーリィの気持ちも解ってきたような…。ベースの首をナイスキャッチ・リュート!!!

■ハーメルの正体を知るレシク

フルートはそんな子にまで手を差し伸べて…
やはりあの子はスフォルツェンドの女王の血筋の証を、
慈母の宿命を持つスフォルツェンドの女王の運命を…。

ちょっとじいさんのこの反応には驚いたわー。これはハーメルが魔王の血をひいてるってことまで聞いてるんでしょーか。ハーメルがどうこうではなく、とにかくフルート…親バカ?(^^; いやいや;ともかく、二人をよく知るレシクじいさんにはこの時点で、ある種の結末が見えていたのかも。力ではなく、慈母の心で世界が救えることを予見していた?(アレを慈母と呼ぶかどうかは、また最終話の感想を書く時に。) でも、ふと思ったがホルン様は慈母の女王というよりも優秀な戦闘指揮官とゆー感じが…。

■森の中で隠れてるフルートを見つけだすハーメル。

あたし、お姫さまなんだって。
世界を守れるただ一人の女の子なんだって。

このままじゃみんなに育てられたお人形じゃない!

…なあ、そんなに嫌なのか?自分がお姫さまだってことが。
自分のことがわかることが。

まさかフルートは同じ台詞を、再びあんな状況で言うことになるとは、思わなかったでしょうね…。
私、このTVハーメルンのキャラの中でも特に主人公のハーメルの心情が一番掴めません。あんまり語らないからねぇ。でも、だから興味深いです。フルートをなだめるような優しい言葉をかけるでもなく、ただその時の自分の気持ちを言ってるだけなんだけど、それがなんかフルートには落ち着く感じなんでしょうね。

***

■魔族の到来、燃えるスタカット村。炎の中で、またハーメルの魔の血が目覚める…「くるみ割り人形」を演奏するハーメル。

こーれは、一話でもそうだったけど、自分の体に異変を、無意識ながら魔の血を感じながらも、バイオリンを演奏するということは、パンドラの言う“二つの道”のうち人間の道を選びたい、ハーメルの気持ちの表れなのでしょうか、それとも「魔曲」ってぐらいだから、大魔王の血と肉の為せる業なのでしょうか。このTV版で、バイオリンを弾くことがハーメルにとってどんな意味を持つのか、まだちょっと解りません。原作では、人間であることの証みたいな感じだけどね。

私のかわいいフルート…

本当の自分は誰なのか、それを探せばいい。

オレでもいいんだな、
自分が何者かわからないオレでも…

■北の都、ハーメルの魔曲に驚くベース

魔曲を奏でることができるのは、パンドラ、
パンドラただ一人のはず…!

あ〜れ〜?サイザーさまはぁ〜(・・????

***

わしらは所詮、運命に操られた人形かもしれん。
しかし、同じ人形でも、その身を心から委ねられれば…

つくづく、この作品に出てくる人々は運命ってやつに振り回されっぱなしだよなぁ。あらゆる意味で、このレシクじいさんは達観してますな。


ほえ〜イラスト少な〜。でも、予想していたより、長い文章になって良かった(^^;