第八話 パンドラの箱

中古CD売り場で未開封のドラマCD第一巻(BOX付き)が売られてたので買っちゃいました。脚本の文字が手書きなのに驚いた…!しかもなんですかその美しい字は!でもできれば感想書いてない回のが欲しかったナー…。相変わらずせこせこ一時停止してがんばってます。


■毎度おなじみ、前回までのあらすじ、になっているのかいないのか的ナレーションであります。

大魔王ケストラーの血と肉を受け継ぐ者…
その言葉と共に少年と少女の旅は終り、
故郷はその姿を少女の前に現す

その懐かしくも悲しき街の名は
栄光のスフォルツェンド公国

■雨の中、フルート達を乗せた馬車がスフォルツェンドの街を通る。

ここが、私の生まれた国…?

やっぱり皆、不安がってるわ。
無理ないわ、第一こんな日に突然の御帰還なんて
普通じゃないもの。

どのへんが突然で普通じゃないのかよく解らない…教えてくれコルリン。どんな風に帰ってきたら良かったとですか。

でも、本物のお姫さまが、あんなものと一緒に
スタカットから来るなんて考えられない…!

このスタカットっていう言い方から、やっぱり彼女の故郷なのね!ということが伝わらんでもない?細かい話だ。←すいません、勘違いしてました。スタカットはコルネットの故郷じゃないすね!彼女のおじいさんがスタカットとスフォルツェンドを行き来してただけですね。

■1人、檻に入れられて運ばれているハーメル

着いたぞ、レシクのじいさん。
あんたの言ってた、旅の終着点に。
でも、本当にここで良かったのか、じいさん…

■滝に打たれながら、ハーメルと先刻のことを思うサイザー…ギータがドラムに伝えたベースの伝言の思惑を計る…

何を考えているのかは知らんが
あいつを待っている運命が
変わるわけではない…

他の絵と気合の入り方が明らかに違います。
私は自分に正直な生き物です…

これ、今まで北の都に戻って水浴びしてるんだと思ってたら、ここってフィーネのハーメル達が隠れてた当たりの滝?情景から考えるとそんなよーな…なんて無防備な!!(笑)
今日は初めておにーちゃんに会って、いろいろと心乱れてますよね、きっと。頭を冷やしてるのかしら。でも、雨の日に水浴びするなんて変な人…風邪ひきませんか; 実は温泉!?

■スフォルツェンド城内、ハーメルに会わせてと叫ぶフルート。そこへ、ホルンが出て来る…駆け寄って泣いて抱きつくトロン。

あれが、私の…お母さん…

ここでフルートが騒いだのは、お母さんに会うのが恐かったからなのかな、ともちょっと思った。

■フルートの側を何も言わずに通り過ぎていくホルン。愕然とするフルート…

このシーンも結構好き。あんまり言葉を使わずに、フルートの緊張と絶望が伝わってくる。例え優しく出迎えられたとしても、このフルートだったら懐疑心はなかなかなくせないんじゃないか。それが、こんな冷たい仕打ちだったからもう、いたたまれなくてしょうがないんじゃなかろうか。TV版フルートって、割と人見知りで臆病な子だと思う。大切に育てられてきた、子供というか…だからやっぱりこの話はこの娘の成長物語なんだろうなと思う。

■ホルンがライエルに話し掛けた後、フルートの背中のあざを確かめるためコルネットがフルートの服をいきなりびりりと…;; わめくフルート(そりゃあそうだろう)

フルート、ちち見えてます;; 正直、なんじゃこりゃあ(^^;とも思うけど、まぁホルンさまにもいろいろお考えがあるみたいで…。ここでライちゃんが鼻血を出さないのは、ホルンさまが前にいてよく見えなかったからなのか、シリアスシーンは鼻血が出ない便利な体質だからなのか(笑) てか今のライエルはきっと女の子の裸より、ハーメルのことしか頭にありませんネ!(笑)

さぁ 大魔王の血と肉を受け継ぐ者はあそこに

■パーカスが闘技場で魔物とハーメルを闘わせようとしていた…

では、裁判を始めよう。
魔族の血をひくお前の正体を知るためのな。

こんな風に、時と場合によって魔物ですら利用価値があると捕えている、このTVアニメ版スフォルツェンド公国って、リアル度が増すというか…戦争やってる国なんだなぁという感じがする。

■必死に、止めるよう頼むフルート、ライエル

いいえ、これは大切なこと
もし、あの魔物を倒すことが出来れば
それは私たち人間の証。
でも、殺すことができなければ…

そんな馬鹿なことを!

それは、己も魔族の仲間だと言うのも同じ。

本当に、オーボゥから見たら馬鹿なことだよな。仲間だから殺せないっていうのは、明きらかに人間のみに通じる考え方だよなぁ…。これは単にハーメルの力を見るために、やらせてることなのかしら。

ただで戦えとは言わん、
教えてやってもいいぞ、お前の母の話を
罪深きパンドラの箱の物語を

その昔、魔族が地上を支配した時代
人々は終りなき悲しみと不幸の奈落へと
付き落とされていた

空は絶望の重さを称えて垂れ込み
海は漆黒に畝って悲劇を映し出す
そこは人間にとっては暗黒の世界…

だが、神はその御手をかざし
人間を救おうとなされた
それは神の大いなる気まぐれだったやもしれん
光は、その中に全ての魔族を封じ
一個の箱となって地上へと降ろされた
そう…
あるいは新たなる修羅の為か。

この話を信じるとするならば、大魔王ケストラーという存在がこの時どこにあったのか…ケストラーっていうのは実は実体は無いものなのか…単にその“器”が必要なだけであって。パンドラが出会ったケストラーという青年は、本当にただの人間で、あの日パンドラが箱を見つけてしまった為に、手頃な“器”として箱に目をつけられてしまったのか…おおっと!順を追って各話感想書いてるのに、ちょっと先のことに触れてしまったわー。うーん、この辺が未だにモヤモヤしてます。

■魔族に攻撃したハーメルに一瞬、びくっとするパーカス。
結局、クラーリィが魔物を倒す。
ハーメルに駆けつくフルートとライエル。フルートは怯えた目で倒された魔族を見ていく…

ここちょっと、個人的にポイントだなぁと。フルートが見た魔族、禍々しい容貌をした恐ろしい生き物。でも、それはどこか身近に迫ってきているものでもあり、フィーネでの力を発揮したハーメルを思わせる…

ハーメルとやら、
あなたには自分の母の所業を償う義務があります。
そう、そしてあなたの義務は
二つの道によって償われる…

あんた、その言葉の意味を知っているのか!?
知っているのなら教えてくれ!
頼む!!

パンドラはこう言いました。
この子には二つの道がある、
一つは人間である私の子としての道、
そしてもう一つは魔族の子、
それも大魔王ケストラーの血を受け継ぐ後継者としての道

ホルン様はいつ頃から、大魔王の後継者がフルートと一緒にいることを知ってたんでしょうか。魔曲を弾いたことが伝わってから?だとしたら、それって結構びっくりだったんじゃ。安全な場所で育てていたのに、一番近くに…ねぇ。もはやそれも運命〜♪なのかしらね。

■真実を知り、愕然とするハーメル…
泣きじゃくるフルート

ハーメル、ごめんね…!
あたしのせいでこんなところに連れて来ちゃって…
ごめんね、ごめんね…ごめんね…

このフルートの台詞に、どことなくイヤミっぽいものを感じたのは私だけでしょか。そりゃあ、ショックを受けてるハーメルを見て何か言わずにおれなかったんでしょうが。でも、ハーメルのための言葉というよりは、スフォルツェンドって何て酷い所なのという気持ちを間接的にホルンに伝えてるんじゃ…フルートなりのホルンへの復讐、とまではいかないけどそんな感じで発した言葉じゃないかなぁと。と、書くとフルートって凄く性格悪いように聞こえるかもしんないけど、先に書いたようにぬくぬくとした環境で育った、まだ何も知らない子供だし。私はそんな風に言い返すくらいふてぇ根性してる方が好みですが(笑)

■怪我をした兵士を装った魔族がハーメルに近付き、耳打ちをする。
思わず、逆上してその兵士の剣で兵士を刺すハーメル。場は騒然とし、ハーメルはフルートと会うことを禁じられる。

■ホルンとクラーリィが、倉庫で先程の兵士に魔物が憑いていることに気付いており、遺体を燃やす。

同じ手は二度とは通じん。

ですが…

これって、やっぱりスタカットに来た従者の時みたいに、この魔物も元は普通の罪のない人間だったのでしょうか。したら、ホルン様って凄い;; 非情な御方です。クラリンの『ですが…』もそんなような事を言いたかったのか。

■雨の中、ハーメルを追い掛けるライエル

こんな角の生えた俺に行くところなんかない

ろ、ろんりー!!!!(^^;

お迎えに来ました
魔界のプリンス、ハーメル様。

プリンスて…

や、やめろ!ハーメル!!

ここで、ライちゃんは心底、怯えている、恐れている、ハーメルがあっちの世界へ行っちゃうことを。つまり、それってやっぱりハーメルが自分の両親を殺したあの三本角の悪魔だと気付いてるということですよね。そうしたら、またあの悲劇が繰り返される、そして自分はハーメルと友達のままではいられなくなる…そんなことをも予感した表情なのかも。

俺はどちらが自分の道か知りたいだけだ


…なんか、長くない…?たいしたこと書いてないのに…;;

2004.8.26